『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2025年2月号 1月20日発行〉

【特集】語り合おう教科書―子どもたちのための学びをわたしたちの手に

  • 全教共済
クレスコ
2025.2月号
2025年2月号 1月20日発行
【特集】
語り合おう教科書―子どもたちのための学びをわたしたちの手に

 毎日、子どもたちが手にする教科書は、子どもたちに真実を伝え、子どもたちの心を豊かにし、学ぶ喜びをひき出すものであることが大切です。そのためにも、“子どもにとってどうなのか”という視点から、私たち教職員、保護者・市民の声が尊重されることがもとめられます。

 しかし一方で、「カリキュラム・オーバーロード」と言われる学習指導要領の押し付け、放置され続けている教職員の長時間・過密労働や全国的に大きな問題になっている教職員不足、経験ある教職員の大量退職などのもとで、採択された教科書を終わらせることに手いっぱいになってしまっている現状もあり、「教員の地位に関する勧告」でもうたわれている教科書を選び、使うという教員の専門性にかかわって大きな課題となっています。

 本特集では、全国での実践やとりくみから教科書について考え合う機会にしたいと考えます。

【主な内容】
  • ★特集★
  • 教科書制度はどうあるべきか……前川喜平(現代教育行政研究会代表)
  • 【報告】小学校 / 中学校 / 高校 / 特別支援教育
  • ☆連載☆
  • 私の出会った先生……川中だいじ(日本中学生新聞)
  • 世界の取材現場から見た日本……金平茂紀(ジャーナリスト)
  • 憲法と私……清末愛砂(室蘭工業大学大学院)
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