『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年4月号 3月20日発行〉

【特集】「せんせい」になったあなたへ2024

  • 全教共済
クレスコ
2024.3月号
2024年3月号 2月20日発行
【特集】
被災地の「いま」が伝えること―3・11の教訓から学ぶ

 2024年1月1日に起きた能登半島地震では、家屋倒壊や土砂災害、津波などにより、甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

 東日本大震災と東電福島第一原発事故から13年目を迎えます。いまだ避難生活をおくる多くの被災者(30、115人、9月8日復興庁発表)の方がいるにもかかわらず、復興予算の削減、復興加配をはじめとする支援策の縮小・打ち切りの動きがあります。また、地元の漁業者をはじめ多くの人の反対・懸念の声に背を向けるALPS処理水の海洋放出も強行されています。あらためて、12年が経つ被災地の「いま」から求められる支援策を考える必要があります。

 今特集では、被災地に生きる教職員や地域のみなさんの声に耳をすませ、私たちのとりくみにいかしていきたいと思います。

【主な内容】
  • ★特集★
  • 高校生の生きたかった思いと家族の嘆き・悲しみ……高橋達郎(みやぎ教育文化研究センター)
  • 原発事故からの復興は住民の願いになっているか……菅家 新(福島県立高等学校教職員組合)
  • 【報告】岩手 / 宮城 / 福島 / 群馬 ほか
  • ☆連載☆
  • 私の出会った先生……渡辺治(一橋大学名誉教授)
  • 世界の取材現場から見た日本……金平茂紀(TBS「報道特集」特任キャスター)
  • 憲法と私……四谷姉妹(弁護士)
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