学年の違う仲間とともに「自主的・自発的に」とりくむ部活動に参加することは、子どもたちにとって貴重な成長・発達の機会となります。
一方で、部活動の過熱による子どもの疲労、教職員の長時間労働、体罰などが社会問題となっています。
練習の時間や日数を規制する「部活動ガイドライン」が策定され、昨年は、「学校における働き方改革」の一環として、土日の部活動を「地域部活動」に移行する方針が発表されました。
その前に、あらためて、子どもと学校、教職員にとって部活動とは何なのか、どうあるべきなのか、原点に立ち戻って考えてみる必要があるのではないでしょうか。そのうえで、子どもたちのスポーツ・文化への要求をかなえるために、学校で、地域で、どんなことをしたらよいかを見つけていきたいと思います。
本特集は、様々なとりくみ・考えを交流し、議論し合うことによって、子どもたちの願いにこたえ、その成長・発達につながる部活動のあり方を考える一助となりたい。
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