東日本大震災から10年が経とうとしています。私たちはこの間、「3.11」の体験から何を学び、社会と教育をどう変えていったらよいのかを考え、行動しようとしてきました。
しかし、10年経っても忘れられない傷痕、解決できていないたくさんの問題が残されています。
コロナ禍のもとで、それらの問題は、いっそうはっきりと私たちの前に立ち現れています。だからこそ、あらためて「3.11」とその10年間をとらえ直すことが重要ではないでしょうか。
いま、「3.11」を体験したこと・「3.11」から考えたことを、未来につなげていこうとする若者たちが、いのちとくらし、自然を守ることの大切さを自分のやり方で発信しようとしています。
この特集では、コロナ禍のもとで、もう一度、被災地の現実を見つめ、この10年のとりくみ・あゆみから何を学び、どんな社会と教育をめざしていったらよいのかを考えてみたいと思います。
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