クレスコ
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2021年12月号 11月25日発売
【特集】
「主体的」を評価するということ

 改訂学習指導要領の全面実施に伴い、3つの観点別学習状況の評価がすでに小・中学校でおこなわれています。とりわけ「主体的に学習に取り組む態度」をめぐって、現場での様々な混乱が生じています。子どもの内面を「態度」で評価することが、子どもたちの「主体的」であろうとする心を傷つけ、結果として主体性を奪うことにならないか。評価の本来の目的は、子どもたちの主体的にとりくむ態度を育てることではないか、と考えます。

 また、「育成すべき資質・能力」に基づく学習評価のあり方は、評価そのものが子どもたちの活動や内面を締めつけ、憲法や「子どもの権利条約」に背くことにつながるのではないかと危惧する声もあります。高校への導入実施に向けては、高校入試や大学入試への影響についても懸念が広がっています。

 本特集では、観点別評価に関する疑問や悩みを交流するとともに、評価のあり方について、あらためて考え合うための一助としたい。

【主な内容】
  • ★特集★
  • ・「主体的に学習に取り組む態度」の評価が問いかけるもの……亘理陽一(中京大学)
  • ・3観点別評価を考える……鋒山泰弘(追手門学院大学)
  • 【報告】千葉/長野/大阪/兵庫 ほか
  • ☆連載☆
  • ・ 私の出会った先生……羽田昌弘(フォトグラファー)
  • ・世界の取材現場から見た日本……金平茂紀(TBS「報道特集」キャスター)
  • ・憲法と私……堀尾輝久(9条地球憲章の会代表)
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