11月3日~4日、福島県で被災地を見る・歩く・考える行動を行いました。13都府県から29人が集まりました。
3日は、震災時に学校や組合で働いていた3人の先生たちを講師に学習を行いました。震災当時の小学校の子どもたちや教職員の避難の様子、原発事故と放射能汚染の状況、サテライトになった高校への移動や統廃合についてなど、当時のデータや写真を使って話していただきました。
交流会ではツアーに参加した思いをそれぞれ語りました。原発について両論併記のような授業をしていたが、実際に自分で確かめたかったという青年の言葉など、被災地や子どもたちへの思いを交流できました。
4日は、バスで浜通りを北上し、楢葉町の宝鏡寺と伝言館、県立双葉高校、震災遺構として公開している請戸小学校跡地、浪江町の津島支所をめぐりました。住民の思いや安心と離れたところで行われてきた復興や原発政策についての解説をききながら、人が戻らない町や農地、学校をめぐりました。
※休校中の県立双葉高校は事前に許可を得て見学しました。