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小さな村の大きな支え合い 大きな被災の中、一人の死者も出さなかった栄村

 全教は、7月25日、全国の教職員からの義援金を長野県栄村教育委員会に届け、宮川幹雄教育長と懇談しました。懇談には、全教蟹澤昭三書記次長とともに長野高教組の高村裕委員長と教組共闘黒沢清一代表幹事が参加しました。


 贈られた義援金について、宮川教育長は「子どもたちのためにつかわせていただきます」と答え、栄中学校の真下が震源地であった今回の地震の被害状況につ いて、具体的に話してくださいました。学校施設に大きな被害が出たことに加え、特に、教員住宅が全滅状態になったことで、現在、村の教職員が周辺市町村に 住まいを移している状況は、教育活動にも障害になっているとのことでした。宮川教育長は「子どもたちの近くに先生がいることは大事だと感じている。教員住 宅を一日も早く整備したい」といい、また、震災直後から避難所にもなった学校で「先生方は避難者の面倒を献身的にみてくれて本当にありがたかった。栄村は 死亡者がなかったが、奇跡だ。当日は2m程度の積雪だったが、雪がもっとあればどうなっていたか」と、職員が先頭に立って、高齢者の多い村民を励まし、支 え続けた様子を語りました。避難所も地区ごとに割り振り、仮設住宅もそれぞれの集落に建設し、コミュニケーションの維持に腐心しているとのこと。小さい規 模の自治体だからこそ、村民の一人一人の目配りできることを強く感じました。

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