全教は7月3日、「緊急アピール」を発表し、新型コロナウイルス感染拡大のもとで、子どもたちの成長・発達を保障するとともに、いのちと健康を守るため、国に対して緊急に20人程度で授業ができるように、教職員定数増を求めました。
各学校は、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業中や学校再開への移行段階で「3密」を避けるためにクラスの1/2程度で授業ができる分散登校や時差登校を行いました。20人程度で授業を受けた子どもたちからは「いつもより勉強がよくわかった」「手を上げやすかった」などの声が聞こえ、教職員から「ゆとりをもって子どもたち一人ひとりと丁寧にかかわることができた」、保護者から「感染から子どもを守るには20人くらいがいい」などの肯定的な声が上がりました。
「コロナ」を契機に、国の責任で、いまこそ「20人学級」を展望した少人数学級の前進させるべきです。