『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年10月号 9月20日発行〉

【特集】教職員の長時間労働と「中教審答申」を問う

  • 全教共済
専門部

センたまNET☆主催「先生とたまごのがっこ」が開催されました!

 12月5日、東京学芸大学で、先生と先生のたまご(学生)でつくる教育サークル「センたまNET☆」主催の学習会が開かれ、約60名の参加がありました。



 この学習会は、首都圏の学生と青年教職員でつくるサークル「センたまNET☆」が主催する学習会です。全教青年部としても、このとりくみに携わってきました。
 いま、学校現場では「競争と管理の教育」が上からもちこまれ、目に見える形で成果をあげることが強調されがちです。そんな中だからこそ、一人ひとりの子どもたちに寄り添い、抱えている思いや困難を受けとめながら、子どもの成長をていねいに支援していく。そういった教育観を持てればと学習を始めました。
 午前中は、大貫耕一さんによる全体講演。ご自身が担任された子どもたちのビデオを流しながら、子どもたちに語りかけるように、今まで教師として大切にしてきたことや修学旅行のとりくみなどを話してくださいました。
 お昼は、学生と教職員が校種別に分かれ、ご飯を食べながらの交流。学生からは、現場の先生に質問が相次ぎました。
午後は、9つの選択授業から2つを選んで受講。教科教育から保護者との関わり方、性教育など、多彩な授業で充実した時間を過ごしました。



(参加者の感想)
・仲間を作ることの大切さを学びました。子どもと親との関係を大切にしていきたいです。学校外にも語れる仲間を持ちたいと思いました。(学生)
・昼食で、教師の方とお話をしながら交流できたのが良かったです。(学生)
・とっても普段うけている大学の講義とはくらべものにならない程おもしろく、学ぶのって楽しくて刺激的なことだと改めて認識しました。(学生)
・講師の先生の話が面白く、すぐにでも取り入れたい内容がたくさん聞けたのが良かったです。(教員)
・「現状の授業を大切に」という言葉が心に残っています。理想の授業を求めようとして、今あるよさを見ようとせず、ダメなところばかりが目についていました。今ある良さを生かしつつ、バージョンアップさせていくことを意識していきたいと思います。(教員)

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