『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年10月号 9月20日発行〉

【特集】教職員の長時間労働と「中教審答申」を問う

  • 全教共済
ニュース

ハイチ・チリ・中国青海省地震復興支援の義捐金を届けました。全国からの賛同・ご協力ありがとうございました

 今年1月から全国に呼びかけ、とりくみをすすめてきました地震被災者への支援募金へのご協力ありがとうございました。ハイチ大地震復興支援の義捐金は、引き続き国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所の公式支援窓口)を通じて現地に届けました。
 また、チリおよび中国青海省大地震復興支援の義援金はそれぞれ全労連を通じて現地に届けられることになりました。

写真;全教委員長室で感謝状を受け取る山口隆全教中央執行委員長(中央)と国連UNHCR協会高嶋由美子事務局長(右)、同・伊藤由希子さん(左)

 全教は全労連の提起をうけて、今年1月に発生したハイチ大地震被災者への緊急支援募金を呼びかけとりくみをすすめてきました。呼びかけにこたえて全国から募金総額2,786,755円が全教に寄せられました。
 この内100万円は、4月に全労連を通じて国連UNHCR協会へ届けられました。さらにミャンマーサイクロン被災者への支援募金活動を契機に、全教との関係が深まっている国連UNHCR協会へ4月に直接100万円を届けました。その後も募金は全教に全国から寄せられ、786,755円を7月22日に国連UNHCR協会へ届けました。これで、総額2,786,755円がハイチの復興を支援する義援金として現地に届けられます。
 7月28日には、国連UNHCR協会の高嶋由美子事務局長と同事業部団体担当の伊藤由季子さんが全教に来局され、感謝状を山口隆全教中央執行委員長に手渡されました。高嶋事務局長と伊藤さんは、この間の全教のとりくみに謝意を述べられるとともに、ひきつづき難民支援への理解と協力をよびかけられました。
 なお、現在、教育誌『クレスコ』で連載が続いている「世界の教育・世界の子どもたち」は、この間の国連UNHCR協会との関係を通じて依頼し、寄稿していただいているものです。

 また、今年2月に発生したチリ中部の大地震被災者への支援募金は総額682,165円が全教に寄せられました。全教は、7月22日に支援募金活動を提起した全労連へ全額を送り、近くチリの労働組合のナショナルセンターである「CGT-チリ」に届けられる予定になっています。
 さらに、今年4月に発生した中国青海省大地震被災者への支援募金は総額381,298円が全教に寄せられました。これにつきましても、全教は、7月22日に支援募金活動を提起した全労連へ全額を送り、近く中国の労働組合のナショナルセンターである「中華全国総工会」に届けられる予定になっています。

 今年1月以降の全国の各職場からのとりくみに敬意を表しますとともに、ここにご報告を申し上げます。(全教書記長 北村佳久)

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