『クレスコ』

現場から教育を問う教育誌

クレスコ

〈2024年10月号 9月20日発行〉

【特集】教職員の長時間労働と「中教審答申」を問う

  • 全教共済
専門部

全教青年部委員会が開催されました



 10月13日(土)~14日(日)に、全教青年部委員会が開催されました。代議員・傍聴者・常任委員などの参加があり、各組織の様子を語り合い、活動を交流しました。

今回の委員会は、多忙な学校現場の中でも、「仲間とつながり合いながら成長していきたい」という青年の思いが語られた委員会となりました。

 リード発言として、山口の青年の要求から出発した学びとつながりを実現するとりくみと広島の平和教育のとりくみが発言されました。

 討論では、SNSや手紙・青年部通信などのとりくみ、「お出かけ青年部」や地域ごとの集まりをつくるとりくみなど、丁寧につながりをつくっていく工夫が報告されました。各地の学習会やレクなど様々なとりくみが報告される中で、自分たちの要求から出発すること、組合活動を自分たちの要求を実現する場にしていくことを大事にしたいという青年の思いが交流されました。

 また、アンケートや交渉などを通じて、職場の青年教職員の実態や要求を丁寧に聞き取り、交渉で改善につなげているとりくみが交流され、周りの共感を得ながら職場を変えていく必要性も発言されました。

 各地での憲法カフェや平和ツアーなどのとりくみも多数報告され、現場でのリアルな体験や学びが力強い学びにつながっていることが発言されました。2日間の討論全体を通して、「組合は自分を成長させてくれる場」という確信と共に「組合活動を通じて魅力的な人になりたい」という思いが共有されました。

 討論終了後、提案された議案が全て採択されました。今後も各地の青年部活動を支援し、青年同士が学びつながれる学習会などを企画していく予定です。

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